近年、自然が破壊され住処を失ったハクビシンが郊外などに姿を現すことが多くなりました。その結果、ハクビシンによる様々な問題が私たちの生活の中で起こっています。
このページでは、ハクビシンが引き起こしている問題が、どのようなものか、事例を交えてご紹介します。

ハクビシンは樹木登りを得意とし、体が猫のようにしなやかなので、民家の天井裏や床下、物置といった場所に4センチ程の狭い隙間があれば簡単に侵入してしまいます。
また、中にはクーラーの冷気取り込み口を破壊して侵入した例もあります。


ハクビシンが天井裏に侵入して住みつくと、そこに糞尿を蓄積します。尿は天井にシミ汚れを作り、時には雨漏りのように滴り落ちて来ることもあるそうです。
また、ハクビシンは糞を同じ場所に排出するという特性があるため、糞が溜まりすぎると天井が重みで抜けることもあります。

ハクビシンが天井裏で排出した糞尿は、ノミやダニにとって絶好の繁殖場所となります。
発生したノミ・ダニが家屋の天井から落ち、住人がさされるなどの被害にあった例などもあります。
ハクビシンが排出した糞尿は、強烈な異臭を放ちます。家屋に異臭が染み付いてしまうため、消臭しないと生活できないほどです。
ハクビシンは夜行性のため、天井裏に住み着くと、もの凄い音を立てて動き回ります。
この物音があまりにもうるさく、住人に対して「夜眠れない」などの精神的被害を与えることもあります。
ハクビシンが民家に侵入し、飼養している金魚や亀などを食べてしまうことがあります。
また、ニワトリなどの比較的大きな動物がハクビシンの餌食となってしまった例もあるため、油断できません。

近年、数多く発生しているハクビシンの被害として、農産物被害が挙げられます。特に果実類を好むことから、菜園に侵入し柿やぶどう、みかんなどを収穫寸前に食べてしまいます。

